ゴロカトレック&ツアーズの見形です。今回、 厚生労働省募集の慰霊巡拝団に日本語ガイドとして同行することになり、ポポンデッタとウェワックにきって来ました。 普段山の中に閉じこもりきりの私は仕事とは言え、とても楽しみにしていました。
実際は、あらためて、PNGの良さを知った旅となりました。
日本人が多くなくなったと言われるポポンデッタのブナやサナナンダの村へ訪問すると歓迎の踊りやフルーツなどを振舞ってくれて、 あらためてパプア人の人の良さを実感。 日本から来た遺族の方をこんな親切な村人などに日本兵はかなり助けられたんだろうなーと感慨にふけるお客様もいらっしゃいました。
また、その一方で、日本の皆さんにとっては、PNGの厳しさを実感する旅でもあったようです。
今回ほとんどの行程は、トラックの荷台に椅子を置いただけのトラックバスで、毎日数時間悪路を揺られて、 目的地へと向かうのでした。雨によって道路状況が悪くなり、目的地までいけなくなることも経験。今は道があるだけよいですが、 戦争当時は道なきジャングルを泥濘にはまりながら転進を繰り返したのだろう日本兵の姿を想像することができました。 また宿泊のゲストハウスやホテルにおいても、停電、お湯が出ない、水が出ないなど、 日本では考えられない状況を体験されましたが、それでも当時の日本兵を考えれば・・・・と大変前向きなお客様方でした。
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