マダンから約30分のハヤ村の中心部には芝生が綺麗に生えた広場があり、その周りを取り囲むように家屋がポツ、ポツと建っている素朴な村。豊かな自然に恵まれたこの村では、キャッサバ、タロなどの根菜類、葉野菜などが豊富に採れ、家畜として鶏や豚、そしてヒクイドリなどを飼って生活しています。僕が行った時には放し飼いにしてあるヒクイドリの雛が「ここは僕の村だよ」と言わんばかりに一緒に歩きまわってくれました。
この村では近くの森にゴクラクチョウの住処があり、ブッシュウォーキングをすると、朝、晩には求愛ダンスを見られる事も。
訪問者を警戒しつつも興味津津ではにかんだ笑顔の子供たち、どこからともなく現れると笑顔で握手を求めてくる大人たち。自然が豊かだと人も優しくなれるんだろう。
そして夜が更けてきた。ランプの明かり以外は真っ暗。空を見上げると、満天の星空。
「星空が落ちてきそうな」、とはまさにこの事を言うんだな~と実感。ひと際目立つのは南十字星。
村のお母さんたちが作ってくれた食事が抜群に美味しい。ココナッツで煮込んだサツマイモ、アイビカ、キャッサバ、全て先ほど畑で採れたばかりの新鮮なものばかり。産地直送、どころか、産地で採れたてを頂いている。美味しいはずだ。
海の美しさが評判のマダンで、陸のツアー。ホベの美しい花、スヤオの絶景と自然系・癒しのハヤ村。お腹も満腹だし、気分も満腹。行って見て損はないですよ。
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