2011年3月アーカイブ

IMG_0522S.jpg日本人は、農耕民族であり、そしてパプアニューギニア人は狩猟民族である。普段の生活でそのことを意識することはありませんが、濃厚にそのことを意識でした出来事がありました。山沿いの村人を道案内人にブッシュトレックに行って、山でキャンプをしたときです。山でのキャンプは、街の明かりからも遮断され、本当に真っ暗です。また、夜には雲に覆われて、雨に降られていました。私たちは、テントの中で、暖をとりながらおしゃべりをしたりして寝たのですが、翌朝起きてみると、村人たちは、それぞれにいろんなものを抱えています。

おじさんが肩から下げているのは、毛皮のバックではありません。クスクス(ポッサム)と言われて、山の中に棲んでいる有袋類の動物です。

クスクスは夜行性です。夜中、飼い犬と一緒にブッシュを歩いて、捕まえてきたそうです。

 

IMG_0523S.jpgクスクスは、高い木の上の方にある、コケなどが団子のように固まってできたところに巣があります。あの高い木の上にいるものをどうやってとるのか、は彼らのみ知るところです。

 

IMG_0518.JPGまたこの少年は、きれいなインコを捕まえてきていました。これは、カタペルと現地語でよばれるものですが、日本でいうパチンコのことです。この鳥はどうも食べられてしまうらしいです。しかし、中の肉や内臓などを食べて、その外側は美しいので、まるでペチャンコな剥製のようになって、伝統的な衣装の装飾の一部になります。

 

IMG_0517.JPGまた頭にきれいな青い筋の入った小鳥まで獲られていました。一夜にして、いろいろな動物が捕らえれているのを見て、ふと私が思ったことは、彼らは根っからの狩猟民族で、私たち農耕民族とは違うということです。山に入ると、ハンティングの血が彼らをじっとさせておかないのでしょう。

 

 

今日3月28日月曜日10時にオープンしました。イェ~~ィ


どこからともなく 2 Million PNG Kina がランドオーナー側に入ったそうです。ランドオーナー側は 『わかれば良いんだ!』 と言う感じで空港再開する許可が出たのだ。
未だに国との問題は解決していないのでこのまま裁判にでも持ち込むのではと思うけど
ま~とりあえず一安心

空港はまた飛行機が飛んで来るはずです。
後はエアニューギニが予約を受け入れてくれたら良いのですが。。。
飛行機はいつ来るのでしょう???それはわかりませんがそんなに遠くではないと思います。

写真はまた関係なくピィーの家の前からのサンセット風景です。
この日は良く赤くなってくれました。
みんなの気持ちが少しは落ち着き癒されてくれますよ~に

結局オフィスで寝たのは4日間でした。Dietmar + Ange も帰ってきて今は自分のベットで寝ていますよ~ソラとね。

DSCF0672 2.jpgこんにちは、ワリンディの恵子です

イカを食べた!でなくてなんでイカが食べるのか?

この間潜って浮上のためボートの近くに戻ってきた時、モーリンライン、あらかじめ設置してあるブイとでも言うのか、そのロープですが。その廻りで上下するものがありました。よく見たらイカ。いかが頭のほうを上にして足が下で垂直状態でロープの横で上下していました。ナンデ?と思ってみているとそのすぐ斜め下にいるルディフュージリエという15cmくらいの魚が群れになってイカと向かい合ってました。何しているんだろう。あのロープのところにイカが卵を産んでいて、それを食べようとするフュージリエの群れと守ろうとするイカが対決しているのか?と思いました。でもイカは足をそろえてその中でも触手みたいな足をそろえてなんか変。お客さんにも<イカ>と指差し見ていると、わかりました。原因が。フュージリエがイカの卵でなくていかがフュージリエを食べるためにねらっていたんですね。それでそれを察したフュージリエの群れが固まりになって向かい合っていたんです。逃げればよかったのに。次の瞬間いかが急降下してそろえていた足の中に1匹のフュージリエを捕まえて、そして飲み込んでドラマは終わりました。エッツ!!としかいえない出来事。カメラを持っていても何もできないほどの瞬間芸!そのあとフュージリエは泳ぎ去り、そしてイカはまだ食べたそうにロープの廻りでじっとしていました。ロープの廻りというのは結構イカにとってロープの陰に隠れて、ロープと一体化している見たいな感じなのか。それにしても最初から逃げればよかったのに。そしてこんなこと毎日何回もしているイカの苦労!そしてそのイカを食べてしまう私たち。ごめんなさいね、これがフードチェーン!

今までに見た魚の捕食風景は、エンマゴチがチョウチョウウオを食べているところ、ヘラヤガラがパープルアンティアスを飲み込むところ、クダゴンベが同じブラックコーラルツリーにいるエビを鵜呑みにするところ、..残念なことにいつもカメラがありません。上の写真はこれには何の関係も無いあるとき見つけたいかのタマゴ。

日本も津波、地震、原発事故と大変な事になっているのは知っています。亡くなられた方々のご冥福を祈りします。早く日本の復活を願いたいのはホント。

それに比べると大したことでも無いのかも知れないが先週の火曜日15日からケビエン空港が閉鎖しています。私たち住人にとってもBig Newsなんですよ、これは。

理由はランドオーナーが大変怒ってい るんです。ど~やらエアニューギニだけの問題ではなく国レベルで土地使用料が支払われていなかったみたい。それも30年以上 合計4.4 Million PNG Kinaをドルにすると 1.7Million US dollarsっていくらだぁ?とてつもなく大きな金額みたい。未だに問題解決してなく今日で10日も空港閉鎖です。

うちのNew Ireland州知事Sir.Jは酷いんだよ~、なんと自分のヘルシーチェックの為に車でナマタナイまで5時間かけて行ってそこからヘリでラバウルに飛 び、ラバウルからPOMだよ。で今は海外に逃避してるみたい。バカ野郎!!ってみんな怒っている。病院では薬が届かないって言っているのに。。。。

10 日も空港閉鎖されるとホント困るのがツーリスト。ケビエンに入れないし来てたゲストは出れない。うちにも数名のゲストがいて飛行機で出れないもんだからう ちのボス2人の運転でボートでラバウルまで夜通し、次の日の朝着いたみたい。そう、今、うちの島にはピィーしかいないのです。後は犬どもとソラ。昼間はス タッフはいるけど夜はホント寂しい。シーバスはお年寄りだからうちの階段登れないの。なのでピィーはオフィスのカウチでSora, Missy, Chivasと2日も寝ています。
は~、早くうちのボス帰ってこないかな~。自分のベットで寝たいよ。


写真は全く関係ないけど気分転換。
早く空港開いて欲しいよ。Newゲストも来れない。。。孤島すぎる。

DSCF0391 1.jpgDSCF0395 1.jpgDSCF0401 2.jpgDSCF0474 2.jpgDSCF0457 2.jpg

DSCF0496 2.jpgこんにちは、ワリンディの恵子です。ワリンディではクマノミ9種類が見られます。そしてどの種類もたくさんいます。この写真はハナビラクマノミとそのホストのセンジュイソギンチャクです。いつもは平べったくなっているのに突然広がってしまうことがあります。ナンデ?そしてひとつが丸まっていると、全部丸まることがあるんです。ナンデ?いつかこの状態のイソギンチャクの写真を撮りたい!というプロのカメラマンがいました。そのリクエストどおり最初の1本目のダイビングで、潜った時は開いていたイソギンチャクが20分くらいたつころから、あれよあれよとい間に、みんな丸くなったことがあります。なんで!でもカメラマンは写真を撮っていませんでした。なぜ!カメラが曇ってしまったそうです。ガッカリ。でも上の写真は同じ日に同じポイントで50分位の間に撮った写真。みんな丸まっていました、どのイソギンチャクも。一番上の右側と子のすぐ上の写真は同じものです。上のほうがダイビング始めて直後、このすぐ上の写真は上がる寸前、だんだん開き加減になっています。ナンデ!ナンデこんなに丸くなるのか?あるスペシャリストに聞きました。でもよくわからないそうです。お客様の中でイソギンチャクを水槽で飼っている方によると、食事を取るときに丸まることがあるとか、別の種類ですが。でもそれならもっとたびたび見てもいいと思うけれど。潮の加減とか、天気によるんではないかと、推測は尽きないですが、私が思うのはなんとなく天気が悪い時、少し暗い時にこういうイソギンチャクを見る気がするのですが。

でも災難なのはクマノミたち、それも小さめのクマノミたち。なぜかというと丸まってしまうと、大きい2匹、オスと雌が自分達だけ中に隠れて小さい中性のクマノミたちを追い出してしまうから。行き場の無くなったクマノミたちは周りであたふた!しています。あるスペシャリストから聞いた話では、クマノミは仲間通しでのヒエラルキー(上下関係)が強いそうです。一番大きいのはメス、そして2番目に大きいのはオス、あとは中性、という話は有名ですが、さらに大きさにも関係があるそうです。90%の関係?2番目に大きい、つまりオスは一番の雌の90%、その下も90%ずつ小さくなっていくそうです。90%といってももっと小さいのもいますが最低でこの差がある、と聞きました。そうやって大きいのが小さいのを支配して主の保存をしているんですね。そして自分が大きくなると下を支配(いじめる)かわいい魚なのに。 

 

Albatross Passage に行ってきた。



いや~ビックリ今日は。目の前をスマガツオの小群れが右往左往、グルグルしちゃって



おまけにグレイリーフシャークが追っかけまわしてるのよ。
良いもの見た~な、今日は

2009_0318mar180014 3.jpgDSCF0757 3.jpgDSCF9291 3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、ワリンディの恵子です。一月に<変色中のクラウンフィッシュ>について書きました。ダブルといけないのですがここパプアのクラウンフィッシュ、日本で言うカクレクマノミとほぼ同じ。でもよく見ると白い線の廻りに黒い縁取りがある、という特徴があり、正確には違います。といっても日本語の名前はカクレクマノミだけ。英語だとクラウンフィッシュ、とファルスクラウンフィッシュと分けてあります。科学的には背びれの何かの数とかいろいろ違う点があるそうですが、見た目にはそのフチドリがあるかないか、それも微妙なもの。でもパプアにいるのはクラウンフィッシュになるそうです。ここまではこの間も説明しました。そして一番の上のクラウンフィッシュが12月に潜った時変色し始めているのを見ました。<一番下>、1匹だけオレンジのボディーに黒いカーディガンを着た見たいになっているでしょう。この1匹が何で色が変わってきたんだろうと、とても不思議で、でもしばらく見に行く機会がありませんでした。そして3月1日。やっと見に行けました(実はリゾートの目の前、ボートで5分なのですが)すると真っ黒に変身していました。<真ん中>2月にくるべきだった。この中間が見れたかもしれないのに。でもどうして???ほかの2匹はまだ変わっていません。同じイソギンチャクにいて同じもの食べているのに。このあと2週間して見に行った時はほとんど変化は無かったですが、これからまだまだ注目。下にかすかに残っているオレンジ色が黒くなるとか、小さいのも黒くなっていくとか。それはまた後日!

 

ケビエンはダイビングだけじゃなくサーフィンも出来るって知ってた?
出来る時期はその年にもよるけど10月末くらいから3月末くらいまで。

上の写真は去年の10月頭くらいかな?
下の写真は今年の2月。
ピィーも一緒に海に入ったよ。で、大波小波の中みんなが波の乗る写真を撮って見た。




気持ち良くサーフィンしてますよ~。
まだまだ間に合います。サーフィンしにケビエンまでどうですか?
先ほどマリンダイビングフェア主催の水中造形センターさんからメールが来ました。
残念ですが7月に延期ですね。
しょうがない日本の今の状態ですものね。
今から航空券、ホテル等キャンセルをしないと。。。と言う事で、4月には帰国しません。



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関係者各位

平素よりお世話になっております。
一斉メールにて失礼いたします。

本日、マリンダイビングフェアの開催を
「延期する」決断をいたしました。

未曾有の災害に直面し、苦渋の選択となりました。
ご出展者の皆様におかれましては、ご準備などが差し迫った折、
急な変更をお願いいたしまして、大変なご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
このような非常事態を何卒ご理解いただきますよう心よりお願い申し上げます。

次回(延期日)ですが、7月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間、
同じサンシャインシティのB・Cホールにて開催いたします。
被災された方々の復興を願うことはもちろんのこと、
この業界の活性・発展を皆様と共に力を合わせて活動していけることを切に願う次第です。

今後とも何卒よろしくご協力のほどお願い申し上げます。

株式会社 水中造形センター
2011marinedivingfair.jpg
今年もこの時期がやってきました。

マリンダイビングフェアが
池袋サンシャインシティーにて3日間

4月1日(金)
4月2日(土) 10時~17時
4月3日(日)

開催されます。
詳しくは
マリンダイビングフェア2011
見てみてね。







去年Lissenung Island で潜ったゲストの写真が地球の海フォトコンテスト2011展でなんと2点も入選されたそうです。
おめでとうございます。で、ピィーも入選作品を見に行きますよ~ん。どの写真が選ばれたのかな?楽しみにしています。

ピィーもこれに合わせて帰国します。
3月30日(水)の便で日本で、池袋のホテル滞在です。
21時以降は携帯も繋がるはずです。日本滞在限定期間のいつもの番号は
090 9809 2865
gomamonp@softbank.ne.jp


Lisse-banner.jpg






PNG Nudibranch Workshop 2012


来年2012年の話になりますが、ケビエンの Lissenung Island でウミウシのワークショップを開く事になりました。
講師、指導して頂くのがオーストラリア人のDr.Richard Willan。ついこないだ下調べ、ウミウシ探しの為にリセナンに1週間程滞在していました。

上のURLを開いてみるともっと詳しい事(英語)ですが載っています。定員19名で17名決まっているみたいで、世界中から色んな方参加する予定です。すでに名前も記載されていますよ。興味がある方ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

日程 2012年3月11日~25日 

なぜかDr.Richard Willanは最後の2名は日本人と決めているみたいですよ。

上の写真はDr.Richard Willanが作成した Lissenung Island をウミウシ風にしたもの。おちゃめな先生です。

興味、質問がある方は野崎までメールお待ちしております。




最近は海も静かで青い海が帰ってきた。
で、今来てるカメラマンと沈潜ポイントへ潜ることに。

12032011.jpg2人ともカメラマンでモデルが必要と言う事になり、Dietmarもモデルに。沈潜ポイントでカタリーナ。
上の写真は Dietmar(Austria) を撮る Matt(Australia) を撮る Phil(Swiss) を撮る ピィー(Japan)
ね、面白いでしょ。

あ、ちなみにピィーもモデルに挑戦


今度はPhilの写真。ピィーをヘルメットリーフで撮ってくれました。
いや~モデルになるのも大変。リクエストに答えられないよ。息するな、動くなってね~。無理っしょ。

でも楽しかったよ。人に撮られるのも楽じゃなかったけど気分良かったな~


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