2012年6月アーカイブ

こんにちは、ワリンディの恵子です

このエビを知っていますか?

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ナデシコカクレエビといいます。一種クリーナーシュリンプで、サカナが気持ちよさそうに、ハナビラクマノミがいるイソギンチャクの上にいる時は、たいていこのエビがいてその魚をクリーニングしています。

薄紫色、ナデシコ色なのでナデシコカクレエビというんだと思います。いつも集団でいることが多いです。

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とか

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こんな感じで。

ワンサカいます。イソギンチャクの場合は、やさしく外を触ってイソギンチャクが少し丸々と、どこからともなく沸いてくるように、まるで手品でもしているようにイソギンチャクの上に出てきます。

このナデシコカクレエビ。こんなにたくさんいるのに、あるとき突然いなくなります。真ん中の写真のエビたちは今もいますが、下の写真のクサビライシの上のエビたちはしばらく前に姿を消しました。

魚に食べられた?でもこんなにたくさんのエビが一度に?

寿命?...エビだからそう長生きもしないでしょうし、みんな同じ大きさだから、まあ、納得。

まさか集団自殺?なんてありえない。

そしてあるとき突然、また復活するんです。

どこから来るのか???

魚もエビもミステリーがいっぱいです。

こんにちは、ワリンディの恵子です

この写真は何でしょう?                              Photo by William Tan

タイトルにも書きましたが、私は12年以上ワリンディにいて、これを見たのは3回くらい。とてもレアです。

ランチを食べるレストフという島があります。ここでランチも終わり次のポイントに移動しようと思ったその時、ボートの横にクラゲのような、なにか透明でウスムラサキな物体が見えました。長さが上から見ると少し丸まっているけれど少なくても70cmくらいありました。

その時ボートに乗っていたシンガポール人水中カメラマン,William Tanが<これは見たことがない。3本目は潜らなくてもいいからここで少し潜らせてほしい>といってタンクをしょって潜って30分。上がってきた彼はとても満足そうでした。

私はボートの上からしか見てませんでしたが、多分...と思っていました。リゾートに戻ってから彼の写真を見せてもらいましたが、やっぱり。

彼はまだ何かわからなかったのですが、<イカのタマゴの塊>だと教えてあげましたが、<フーン>。以下の図鑑の中の写真を見せてあげると、<そうだ!>ということになりました。

イカの中では数種類体長1m以上になるジャイアントなイカがいます。その中のひとつでソデイカというのがこういうタマゴの塊を生みます。体長1mですよ。深海にすむそうですが、夜とか捕食にあがってくるそうで、本当かどうか、本には<ダイバーが出会うと危険だ!>と書いてありました。確かに。私の胸くらいの長さのイカとかいたら怖い!

どこにタマゴがあるか?

写真の中で、らせん状に小さな点が見えると思いますが、これ一つ一つがタマゴ。

前回は水中で見ました。もっと長かった気がします。

私も親のイカは怖いけれど、今度この卵が浮いていたら、写真を撮りたいです。今回はWilliamがとても親切な人だったので私にこの写真をコピーさせてくれました。もしかしたらそのほうが良かったのかも。こんなに素敵な写真ですから。

年に1度、今年は9/14(金)~16(日)に開催されるゴロカショーはまさに民族の祭典、パプアニューギニアで一番古いシンシンショー(多くの民族が集まり踊りを披露するショー)として知られ、弊社も毎年多くのお客様のお世話しています。この時ばかりはゴロカのホテルも観光客で満杯になりますが、弊社が仕入れたお部屋に若干の残室があります。ホテルは町の中心にあって弊社の事務所が入るバードオブパラダイスホテルで、9/16(日)泊です。9/15(土)夜成田を発って(日)未明にポートモレスビー着、国内線に乗り継いで10時40分ゴロカ着、ホテルに荷物を置いて会場へ行けば、ゴロカショーの見事なクライマックスに遭遇することでしょう!
広い会場では80から100のシンシンチームが集まり、観客もそこに加わって写真を撮ったり踊ったり!普段はその村々を訪ねないと見ることの出来ないシンシンを、ものすごい数いっぺんに見て楽しめるエキサイティングなイベントです。
こんなチャンスはありません!パプアニューギニアの醍醐味は民族とシンシンだ! というわけで、ぜひともお越しくださいませ。
お問い合わせはコチラから

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こんにちは、ワリンディの恵子です

ワリンディでは8本以上のダイブつきでいらした方にはバディーがいらっしゃればビーチを無制限で潜れるサービスが付いています。

透明度はあまり良くないです(まれに10m以上の時もありますが)でも、ギンガメアジの群れも、ヒメツバメウオの群れも、アジ玉もいます。

でもやっぱり透明度が!!でも見方を変えて下を見ると、あそこにも、ここにもハゼがたくさん!この前も書いたブラックスピアーシュリンプゴビーもうじゃうじゃ、カスリハゼ、シマカスリハゼもうじゃうじゃいます。

もう一つどう見てもオイランハゼ、でも背びれを開いたのを見たことがないので似ているけれど、違う????でもそれ以外に似たハゼはいないし、とずっと思っていた、そのオイランハゼ。最近潜った時、ここにもあそこにも背びれ、胸鰭の模様まではっきり見える結構大きい固体がウジャウジャ!

謎が解決、やっぱりオイランでした。でもきれい!ナンデこんな黒砂の水底にピンクとかブルーのカラフルなハゼがいるの?

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そしてこのシマカスリハゼのカップル!ちょっと前まで穴の外に出ていたのに、元の穴に収まり、あくびまでして。

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