川合雅久さんポートレート

川合雅久 プロフィール

川合雅久(かわい まさひさ)
1949年東京都新宿区生まれ、1972年、獨協大学外国語学部フランス語学科卒業後、富士ゼロックス入社。同社を74年に退職後、「おちこぼれ」を対象として「英明塾」開塾、非行やいじめの子供たちのケアを始め、その後不登校の子供やその保護者達を対象に様々な支援プログラムを企画・実施。2001年NPO法人「統合教育研究センター」設立、翌年には東京青年会議所より「今動き出す「志民社会」NPOアワード2002年」において「優秀志民活動」賞を受賞。現在、全国各地からの活動視察を受け入れるとともに、行政、学校のほか各種団体からの依頼で講演や各種のアドバイスや指導、調査、意見陳述などを行っている。

Tel&Fax: 03-5678-6599
URL:http://www.eimei-jp.org
E-mail:info@jenoc.org

目的

自然体験を通じて五感や感性を磨き、生きる活力、生き甲斐、自然との調和、人に対する思いやり、愛情や友情などを回復する効果を期待する。ことに、引きこもりや閉じこもりの若者達が外界に出て社会性を育む契機づくりに役立てるよう実践する。

対象者

引きこもりや閉じこもり、ニート、いじめなどによる不登校生、人間関係の不得手な子ども達・若者、LDやADHDなどの障害を持つ子ども達、アスペルガーなどの高機能障害、目・耳の障害、人格・精神障害の子ども達、うつ的症状・自律神経系・睡眠障害・摂食障害、生きる目的を失った子ども達、喜怒哀楽や五感を閉ざしている子ども達、無気力・自殺願望・人間不信・自傷行為・他害行為・家庭内暴力をしてしまう子ども達、親から虐待を受け心に傷を持った子ども達など。

セラピーのポイント

水に触れる場所を訪れる
水辺に近い場所では、心が開くことが多い。特に体温に近くなるほど、母親の胎内あるいは羊水の中で無償の愛を感じ取ることに似ている。

自然環境保護の学習を織り交ぜる
自然との調和、環境保護を学び触れることによって、自然における自分の存在や価値を認め、自分を愛し自然を愛し、人や自然を大切にする気持ちを育み、意欲を持てるようになる。自然世界の中で調和し、これを守ることの大切さを五感で感じとることができるようになる。

心の傷を癒す
自然体験により、いじめや人間関係で疲弊した心を癒すヒーリング効果を期待することができる。またセラピストやカウンセラーなど自分を支えてくれる人の存在を認識することができる。

少人数、短期共同生活をする
人間関係が苦手であり人間不信などに陥っている若者達にとって、その社会性を修復するために7日間以上の共同生活をすることに大変効果があると考えている。その際にケアをできる専門家や同行者がいることを条件に、社会生活における様々な規制を一旦取り外して過ごすことにより、大きな改善をみることが多い。また参加人数に関して必ず8名以内の少人数としているのは、人間関係の修復がスムーズに行われるだけでなく、ひとりひとりをきめ細やかにケアできるという利点もある

国内と海外では効果に差がある
国内においては人間不信や人に対する恐怖心を刺激しないため、なるべく人の少ない地域でエコ・キャンプをすることにしている。また時期や場所などにより生徒の適応の仕方に違いが出てくるので、この点を十分考慮をする。一方、海外においては、周囲の人間が日本人ではなく、日常の生活環境とかけはなれているため、自分があるがままに出せるという効果が国内よりも大きくなるので、近年は海外の企画が多くなっている。ただし、国内・海外のどちらの場合でもアフターフォローが重要な要素となる。環境が変わるほどリバウンドも大きくなる(殊に地方からの参加者にその傾向がみられる)ので、その後のケアがとても重要だ。従ってできるだけ生徒の居住地域から協力者が同行し、リバウンドに対応できるアフターフォロー態勢をつくることが強く望まれる。

現在、催行を計画・実施している具体的なコースは以下の通り

1)実施済「野生のイルカに学ぶエコキャンプ」(米国フロリダ州パナマシティ)
ドルフィン・セラピーを中心に体験

2)実施中「パプアニューギニア・セラピーツアー」(パプアニューギニア マダン、ポートモレスビー)
最後の秘境といわれるパプアニューギニアの大自然と学校の子供たちや村人との国際交流体験などを中心に行っている。

3)計画中「イルカ・エコセラピー研修」(オーストラリア パース)
野生のイルカ・エコセラピーの体験と教育・心理・福祉系学生向けの実地研修生を募集

これまでの参加者のツアー実施後の経過

参加者の90〜95%(100例以上)についてツアー後に状態が改善している傾向がみられる。又このうちの20%以上が再度ツアーに参加している。保護者も子どもの大きな変化に驚き、再度参加の際には保護者が同伴したケースも数例あった。同伴した保護者は改善の理由を体感するだけではなく、そのヒーリング効果は日々、子供のケアに気を使いストレスの大きい保護者自身にも大きく作用していた。

※これらケーススタディの例は「もうひとつの「学校」案内」(21世紀教育研究所)、「自分の学校」(イカロス出版)、「大人が変われば子どもも変わる」(日本財団)など数冊に参加者承諾の上、掲載されています。
また文部科学省のホームページ上「不登校問題に関する調査研究協力者会議」にも、「「フリースクール英明塾」のヒアリング」に掲載されている。

★どうぞお気軽にご相談ください。
フリースクール英明塾 川合雅久

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