異常気象で長く続いた雨季も終わりを告げたようで、ポートモレスビーにも探鳥〔バードウォッチング〕の季節がやってきました。
ポートモレスビーは知る人ぞ知る、カワセミの宝庫で、アオバネワライカワセミ、ヒジリショウビン、モリショウビン、 ナンヨウショウビン、ルリミツユビカワセミ、キバシショウビン、チャバラワライカワセミなどが高い確率で見れます。
えっ?それ位ならケアンズでも見れるって?
確かに珊瑚海を隔てたオーストラリア北部とPNGの南側は渡り鳥も多く、共通する種も多いのですが、 パプアでしか見れないものもあります。
その一つは、世界で一番美しいカワセミ、とも言われるラケットカワセミ〔写真〕で、 長く尾を伸ばした姿は、バードウォッチャーでなくとも、その美しさに眼を奪われる事でしょう。英名は 「Paradise Kingfisher」と言うのですが、まさに自然と人間が調和する世界最後の楽園、<「パラダイス」のカワセミ>。こちらの方が、 テニスのラケットに似ているから、と言う和名よりもぴったりだと思いませんか? 〔名付けた方に文句を言っているわけではありませんので悪しからず。〕
もちろん、熱帯の低地ならではのインコ類や水鳥も充実。国鳥のアカカザリフウチョウ〔極楽鳥〕 も見れますので中身の濃い探鳥が楽しめます。今年はぜひ、パプアでバードウォッチングを試してください。
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