こんにちは、ケビエンのリセナン・アイランドリゾートからサチコがお伝えします。
ケビエンにきて10日、お待ちかねのダイビングのニュースです。まだ十数本のボートダイブと若干のビーチダイブしかしていませんが、
ここリセナン島にはボートで20分程で行けるスポットが35箇所程もあってバラエティにとんだダイビングができます。
ケビエンのダイブサイトは、ケビエンのあるニューアイルランド島とその北にあるニューハノーバー島という大きな2つの島に挟まれ、
北側の太平洋と南側のビスマルク海を結ぶ自然の水路になっています。この広い水路にリセナン島はじめ多くの小島が点在していて、
島々の間を2つ海が引っ張り合う潮が不規則に駆け抜けています。ですからガイドは潮を読むのがとても難しいところでもあります。
オーナーのディエトマーによると過去10年に6回の潮位表がでましたが、どれも当てにならなかったそうです。
しかしリセナン島ではこの複雑な海を知り尽くした頼もしいパプアニューギニア人スタッフ Tame がいます。
彼はこの刻々と変化する潮を読みそのポイントに合わせたダイビングスタイルで、そのポイントの魅力を存分にお見せします。
潮回りがよいときは、多くの大物が期待できます。ギンガメアジやバラクーダの群れをはじめ、ホワイトチップやグレーリーフ・シャーク、
サワラやイソマグロなども巡ってきます。そしてピグミーシーホースや数々の美しいウミウシ、ハゼやゴンベなどワイドからマクロまで、
ケビエンの海ではさまざまな生物を見ることができます。
今回は私の印象に残ったポイント「ヌサ・ブロウホール」をご紹介しましょう。水深は20mほどで、その時潮の流れもな静かな海でした。
そんな状況ですから私たちは水底でマクロものを探していました。が、ふと顔を上げると突然一匹のホワイトチップが猛然と向かってきます。
そしてその直後、巨大なハンマーヘッドシャークがそのホワイトチップを追って悠然と泳いできました。ほんの数秒の出来事だったと思いますが、
本当にサプライズな遭遇で、大興奮。この写真は一緒に潜っていたイタリア人のお客さんに頂いたその時の写真です。
我々との距離の近さがわかっていただけると思います。ビッグ・サプライズ期待のケビエンのリセナン島へすぐ来てくださいね。
次のレポートをお楽しみに!! サチコ
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