海の中は春、ルンルン

こんにちは、ワリンディの恵子です。２月以降毎日ブルースカイ、透明度もあがっているのに、ちょっと暇。
でも、海の中は恋の季節真っ盛り。人間と違って魚の恋はわかりやすい！。どうわかりやすいかというと...
ギンガメアジはカップルのときは黒とシルバーで、＜カップル成立、Don,t disturb!!＞とアピールしているし、ほかのいくつかの魚も婚姻色というカラフルな色になります。
卵を持っているときもそう、ゴマモンは大きなクレーターを作り、その中に卵を持ち、たまたま近くにいるダイバーさえ攻撃するのは超有名！
同じくモンガラ系のアミモンガラはゴマモンと同じく、クレーター状の巣を持ちますが、体の色をいつものシルバー＜＋体の真ん中に黒いサークル＞に変更。
＜私は怖いよ！近寄るな！＞とアピール。（でも、本当は大して怖くないので、ちょっと離れた隙にほかの魚の総攻撃にあっていますが）
そして昨日見たのがこの卵を持っているアオバスズメダイ。サンゴの枝の周りでほかのスズメダイを一生懸命追っ払っていました。
ヤギに産卵して卵の周りではらはらしている、人（でなくて魚）のよいヤマブキスズメダイもいました。
魚に加えて珊瑚も産卵！海の中は春でいっぱいの３月！！

写真はたぶん卵を守っているために体色が変わっているアオバスズメダイ。