こんにちは、ワリンディの恵子です。お元気ですか?ゴールデンウィーク(あまりゴールデンでもなかったみたいですが)何かはるか昔のように感じるのは、なぜ?
昨日、おとといと同じポイントで潜る機会があったのですが、スポンジの産卵を見ることができました。スリバチカイメンとかツボカイメンといわれている、でもここではとても大きいのですが、丈が1m以上あるものがほとんどで、中には私の背より高い。。。ものもあります。
おととい泳いでいて何か10mくらい先のほうで何か煙のようなサーモクラインのようなものが立ち込めているのを見ました。近ずくにつれて、それはスポンジの中から出ているのが見えました。スポンジから湧き出すように。産卵だ!とすぐ思いました。手をその中に入れてみると、なんか粘っこい感じの少し暖かい煙でした。
そのあたりのスポンジからは出ていませんでしたが、周辺に漂う煙上のものから、他のスリバチカイメンの産卵は終わり、その名残の煙?とも思えました。
満月でも新月でもないのに…と思いながら泳いでいるとまたもうひとつ。こちらは煙が余り活発ではなかったですが、目で見えるし、カスミチョウチョウウオとかがその卵(?)を食べるため海面の中に入っているのが見られました。以前も他のスポンジの産卵を見たときこういう感じでした。
そして昨日又同じところにいきましたが、きのう最初に見たものの隣のスポンジが産卵していました。昨日2度目に見たスポンジもまだ産卵中で昨日ほど活発ではありませんでしたが、カスミチョウチョウウオはまだ中に入り卵を食べていました。
生まれてすぐに食べられてしまうなんて、海の中の熾烈な生存競争を見た気がします。
今回はカメラを持っていなかったので写真がありません。
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