パプアニューギニアの家庭では、ガス、電気、水道がなくても生きていけますが、これが無くては大変です(写真)。
木製の小さな椅子に金属の刃がついただけの簡素な道具ですが、ココナッツを削るときに大活躍。
椅子に腰掛けて、半分に割ったココナッツの実の中の皮をゴシゴシと削り取るのですが、パプアの人の作業の早いこと。
ちょっと試しにやらせてもらいましたが、ガリ、ガリッ。。。どうも上手くいかない。
電化製品に頼って「文明人」気取りしている人間(僕のことです)が、自然と共に生きる人たちの生活の中では如何に役立たずか、 思い知らされます。。。。
削ったココナッツは搾り取られてココナッツミルクに。 これはパプアニューギニアの海岸沿いや島嶼部の村々でさまざまな料理に使われる大事な調味料となるのです。今日は、 モツ族の村の家庭にお邪魔して、サゴヤシの幹から取れた保存食、サクサクと混ぜて料理です。
このサクサク料理、甘くて美味しく、子供から大人まで誰もが愛するパプアの郷土料理です。
(サクサクそのものは無味の澱粉質で、甘いバナナやココナッツと混ぜることで美味しくなります)
見た目は少しグロテスクですが、「病みつきになる味」です。
ダイビングや観光のオプションにビレッジツアーに行けばこんな体験も出来ますよ!
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