パプアニューギニアは、公衆トイレがほとんどないことです。とは言え、全くないわけではないですが・・。例えばスパーマーケットに行ってもトイレはありません。ホテルにはありますが、一般の通りがかりの人は中に入れません。そのような事情もあって、私もトイレは一日朝晩2回のみという体調になってしまいました。
ここで紹介したいのは、村の中にあるトイレです。よくお客様を連れて観光で村を訪ねるのですが、そのときもやはりお客様のためにトイレが必要です。村人も普段の生活では、一応トイレらしいものがあるのですが、中には何も囲いのない茂みの中、というのも少なくはありません。その中でお客様ように用意されたトイレ。全て、周りの草木の天然素材で造られている素朴なトイレ。
中はどうなっているかというと・・・・・、穴があるのみです。穴の奥は、大きな穴が開いているだけで、日本の昔のトイレみたいです。その違いは、日本は、溜まってきたものをくみ出して肥料なんかにしていたようですが、ここの場合、そのまま溜まってくると埋めてしまいます。そして、この近くにバナナなど植えておくと、バナナの成長の良いこと、この上なしです。これこぞ、究極のエコ、全く無駄がありません。
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