パプアニューギニアの高地(ハイランド)は知る人ぞ知るコーヒーの名産地なのです。
でも、日本では、パプアニューギニアのコーヒーは意外に知られていないのが実情です。
私の住むゴロカは標高1600mで、コーヒーには最適な気候です。ここで収穫されるコーヒー豆は、ドイツなどのヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドへ輸出されています。
ゴロカでは、大規模のプランテーションが少なく、収穫のほとんどは、村人が自分の土地で栽培したものです。
天日干ししたものを、近くの仲買人のところまで売りに行きます。
時期によっても買取の値段に差がありますが、1kg辺り3-4.5キナ(日本円100-150円)くらいが相場です。普段現金収入のほとんどない農民にとって、5月から8月くらいまでの
コーヒーシーズンは、現金収入の得られる嬉しい季節です。
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