独立記念日を前に

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Independence 2009 future generation.jpg今年もあっという間に9月、そうこう言っているうちにクリスマスが近づいてきて新年を迎える。。。歳を取ると時間の流れは早いですね。

パプアニューギニアはクリスマスの前に大事なイベント、9月16日の独立記念日があります。1975年の独立ですので、今年で35歳。人間でいえば学校を卒業し、運が良ければ結婚、それなりの社会的地位についている、という感じでしょうか?

パプアニューギニアは天然資源に恵まれた国です。石油、ガス、金、銅、ニッケルなどの鉱物資源、マグロ、木材などなど。。でも、国が本当に力を入れるべき資源は人間ではないでしょうか?いくら豊富な天然資源があっても、それを活用できる人材がいなければ、何時まで経っても外国人による乱獲が繰り返され、将来世代に残るのは荒れた土地に汚染された海のみ、と言う事にもなりかねません。

残念ながら、今のパプアニューギニアは人間に例えると、よちよち歩きの幼児、(旧宗主国を始めとするとする)大人に手を取られて歩いている、というレベルを脱していないような気がします。

35歳になったパプアニューギニアが、本当に自分の足で立ち、歩ける日は来るのでしょうか?悲観的な人もいるでしょうが、僕はYESだと思います。もちろんその道は平坦ではないでしょうが、何時の日にか、外国からの援助の要らない国、自分の国の将来は自分で決めれる国になれる、と思いますし、そのような「あるべき姿」を目指して進んでいくべきだと思います。

その為には子供世代の教育が重要。写真のような子供が無垢な目で見つめるのその先に明るい未来が待っているのか、それは彼らを育てていく、今の大人世代に掛っているのかもしれません。

独立記念日と言う節目に、少し考えてしまうこの頃です。

 

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