ワリンディの恵子です
ハナヒゲウツボ、いるところにはたくさんいるのかもしれませんが、ワリンディでは数年、多分7,8年ぶりの再会です。おととい潜っていてあるガイドが見つけました。
ブリーフィングの時に使うダイサイトマップにはいまだにあるダイブサイトで、ハナヒゲウツボが見られる、と書いてありゲストの方から見たい!とリクエストがあるのですが、そのたびに、<すみません、もういないんです>と誤ってきてましたが、これからは<はい!>といえそうです。
2000年、私が最初にやってきた年には青いハナヒゲウツボがそこにいました。1年位していなくなり、そのあとまた1年位して同じポイントの違う場所で黒い、つまり幼魚のハナヒゲウツボがいました。どちらもとてもシャイで、特に幼魚は何回か場所を移動したあといなくなってしまいました。それから7,8年。また場所はダイブ違いますが同じポイントにカムバック。今回は黒、幼魚です。
今回のは先回のとは性格が違い、幼魚のクセにあるときは30cmくらい体を伸びだしていました。でもよく見ているとその先にはヒトスジイシモチが数匹。時々本当に触れるくらいまでクチを大きく開けながら体を伸ばしていました。
イシモチも確かに意識してお互いに見合っています。きっとハナヒゲウツボの心は<あの魚食べたい!!>というのではないでしょうか。何回か口の中にイシモチが入りそう、という瞬間がありました。上の写真そのまま頭が入りそうでしょう。でもイシモチのボディーのほうが太いので口には入ってもそれから大変だろうなあ、体が膨らみすぎて、元の穴には入れないかも。
コメントする