ミミックオクトパスのその後

ワリンディの恵子です。ミミックオクトパスのその後、と言っても、一日後ですが。翌日もう一度潜ってみました。まだ同じところにいるか気になるのと、それと本当はよくないのですが、ちょっと餌を持って。

あっとびっくり!昨日は透明度もよくてブルーで、砂の状態も普通で、ところどころハゼの穴みたいな穴がしっかり開いていて...こういうときにミミックがいる!と思える日でした。一日経っただけなのに、雨が降ったわけでも、風が吹いたわけでもないのに、時間も同じ朝10時、条件はほぼ同じなのに、なんか砂の上にアレギーとでも呼ぶような、すこしぬめっとしたかんじのすな(?)に覆われて穴も開いていると思ってみると中に砂が詰まっていて奥行き1CMもないくらい。

おまけに同じ場所まで行って、確かにこの穴というところをみると、そこはもはや穴ではありませんでした。もちろんミミックもいません。

多分まだこの辺にいるんだろうと思いあっち行き、こっち行き、あきらめ切れずに30分くらい探してみましたが、あるとき急にめのまえをよこぎりました。ミミックが。さっきまで何回も泳いだ穴の近く、昨日の場所から5Mくらいのところにいました。どういう状況なのかこんな感じで。

DSCF3631 2.jpg

どこからか戻ってきて穴に入るところなのか、

気配に気がついてほかの穴に移動しようと思い上がってきたところなのか、

体ごと全部、といっても4本の足は穴の中にシカッリ入っているので、たぶん穴から出てきたんだと思います

でも私の気配に気がついてまた穴の中にスルスルっと入っていってしまいました。

最後足の先が少し出ている下の写真は海蛇のように見えませんか...

私のことを覚えているようにさえ見えました。

 

 

 

 

DSCF3629 2.jpg

 

このあとは足を全部隠して普通のポーズになったのですが、今日は薄切りのハムを持っています

魚は水でふやけて浮いていってしまったり、ぼろぼろになったのを食べにほかの魚がすぐに寄ってくるので、薄切りハム。

下の写真のような感じであなから4CMくらいのところに一切れ。もう少し先に一切れ。

置いたとたんに目で追っています。

でも私が近くにいるので出る気配なし。

それで仕方ないのでちょっと離れてみた...とたんに、足がするすると出てきて、近くにあった一切れをつかんで穴のほうに寄せだしました。

 

DSCF3592 2.jpg

すぐにビデオモードでとりましたがズームがないのであまりよくわかりません。水中モードに切り替えるまもなく、ハムを抱え込みそのまま穴の中に戻っていってしまいました。

 

 

 

 

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