村にツアーに行った帰り、立派なバナナを担いでいる人たちがたくさん道を歩いていました。それはちょっと珍しい光景です。それらのバナナはマーケットでは約30キナ~50キナ(日本円約1200~1500円)くらいで売られているクッキングバナナと言われる料理用バナナで、そのまま食べるフルーツバナナよりもとても高価なものです。
何のために運んでいるのかと聞くとそれは、なんとお嫁さんの支払いだというではありませんか。みんなが歩いて行った先には、人とバナナがいっぱい、ヤギも1匹いました。
お嫁さんたちを連れてきた村人はそこから車で10分くらいの距離から来ています。
今日お嫁さんを嫁ぎ先についてきて、その帰りのお土産がこれらのバナナなのです。そして現金も何と10000キナ(日本円で約40万円)くらい支払われると言います。この支払いには、村人がみんな協力しますが、もちろん、こんな高額は一回では支払えないので、分割で少しずつ支払われるらしいです。
結婚とは、家族の繋がりというよりも村と村の結びつきと言った方が正しいかもしれません。
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