ワリンディの恵子です

Finding Nemo...以来市民権を得たクマノミ。20年+前にダイバーになる前に沖縄に行きました。それがダイビングを始める間接的なきっかけとなりましたが、そのときはクマノミというのが何者か知りませんでした。

パンフレットを見るとビーチの何箇所かにクマノニという名前が書いてあり、大きなノミがいるんだ、とマジで思ったくらいです。

ところが今はワリンディでダイビングのガイド、奇遇か否かは別として、ワリンディでは9種類のクマノミが見られます。9種類のクマノミ、なんだか思いつきますか?クマノミスペシャリティーとか作たりして。

今日はスパインチークとカクレクマノミのお話。

DSCF7959 2.jpg

 通常スパインチークはホッペタ(チーク)の白いラインのところに棘(スパイン)があるのでスパインチークと呼ばれています。

でもなぜか見ていると結構大きい固体は(大きいのはメスですがその中でも大きい固体)には棘が2本あります。

ホッペタと唇の上。スパインリップチークとでも呼ぶのでしょうか・この固体は結構長生きしていて、なんだか棘の上にコケ見たいのが生えていました。魚も長く生きていると棘が出てくるのでしょうか?

それとDSCF7969 2.jpg     これは何でしょう?イクラみたい...という答えは近いものがあります。クマノミのタマゴです。カクレクマノミのタマゴ。この写真は結構早い時期でだんだん色が灰色になったり、銀色の目が出てきてハッチアウト。DSCF7967 2.jpg  それまではこの写真のように両親が空気を送って育てています。でもいったんハッチアウトした幼魚がイソギンチャクに住み着くとそれはまた厳しい世界が待っています。

イソギンチャクがクローズしている時、中に入れるのは親2匹。小さいのが入ろうとすると親が怒って外に出してしまいます。ある意味イジメ。

でもある人から聞きました。これも中性の幼魚にストレスを与えて成長させないための方法とか。

かわいい顔してクマノミはなかなかタフ

 

これでスパインチークとカクレクマノミについて覚えていただけましたね。でもカクレクマノミについてはもうひとつお話が。それは次回

 

                                                                            

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