2010年10月アーカイブ

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またまたゴロカショーの話題ですいません。このゴロカショーは、今年で54回目。その中で、この部族の魅力に捕りつかれてしまった外国人がいらっしゃいます。
まずは、2002年から8回目の参加、ゴロカのみんながお帰り!と声をかけるこの方は、ゴロカショーに彼がいなくては、何か物足りないというところです。彼は何を隠そう日本人です。
 
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また、今年初めて見かけた東ハイランド州、ベナ地方の部族に混じって踊っていたこの男性は、オランダ人らしいです。この人もショー^の魅力にとりつかれてしまった一人のようです。来年も来てくれるでしょうか?
 
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また今年初めて、ゴロカショーにいらしたこの方。この異様な恰好に、地元の人々が大興奮していました。彼女は、ボディーペイントアーティストということですが、この方も日本人です。地元の人にとっては、宇宙から来た別な部族というところでしょうか?
 
今年は、日本からのお客様は数えられるくらいでしたが、このような珍客は目立っていました。

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ゴロカショー続きます。彼らは、チンブー州のシネシネ地方の部族。決してキスをしているわけではありません。彼らは、昔から「カリムレック」と言われる集団見合いの習慣があり、そこから生まれた首を振りながら周りの人に顔を近づけていく踊りです。座って行う踊りというのも珍しいです。

 
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彼らは、エンガ州という山岳地方の中でも一番山奥からきた部族です。彼らが被っている大きな帽子のようなもの何でできているか、分かりますか?よく見てください。黒い縮れ毛がみえるでしょうか?そうです。自分たちの髪の毛で作っているのです。
 
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カメラを向けたら、たぶん笑ってくれた?西ハイランド州の戦士。プロレスの悪役なみのマスクでしょう。
頭飾りは、数種類の極楽鳥からできています。また肩の部分がテカテカしているのは、豚の脂身などを体に塗りつけているからです。

 

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3日間行われたゴロカショーの中でも特に目立ったものを紹介します。とは言っても普通にいれば、どの部族でもみんな目立つに違いありません。
まずは、何といっても、マッドマンです。彼らはゴロカ近くのアサロ地方に住んでいます。亡霊などを表現しているその姿は異様ではありますが、ちょっと滑稽でもあります。
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西ハイランド州の部族は、顔がこわいのに、仲良しこよしのように手をつないで行進をするから、そのギャップが面白いです。
 
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また、モロベ州から来た男の子の一段は、決してレスラーではありません。太鼓のリズムにのせて、格闘技のような恰好で踊っています。
 
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彼女たちは、ブーゲンビル自治州から来た人たちで、肌の色の他のパプアニューギニア人に比べてもかなり黒いです。衣装は、ヤシの葉などでできています。左側の隅に、パイプをスリッパで叩いて音楽を演奏している人がいます。もともと竹で出来ていたためバンブーバンドと呼ばれていますが、この地方の特有のものです。
まだまだ続きます。お楽しみに!

 

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人気若手R&Bシンガーのエミマリアさんが、パプアニューギニアでのCD発売を前に当地を訪問。帰国前には日本人会による「エミマリアさんを励ます会」に出席していただきました。パプアニューギニア人のお父さんと日本人のお母さんとの間に生まれた「歌姫」は、とっても気さくな方で、多くの写真撮影やサインのリクエストに嫌な顔一つせずにに応えていただきました。パプアニューギニアで生まれたエミさんの子供の頃を覚えている在留日本人の方も居て、とてもアットホームな雰囲気でした。

そしてハイライトはエミさんによる「パプアニューギニア国歌斉唱」。その素晴らしい歌声に思わず鳥肌が立ちました。「感動に震えた」、という方もいらっしゃいました。

エミマリアを聞いた事の無い方、ぜひ聞いてみてください。

エミマリアブログ http://ameblo.jp/emimaria/

関連ニュース http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101003-OHT1T00055.htm

 

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今年も待ちに待ったゴロカショーがやってきました。ゴロカショーは、年に一度ゴロカ周辺の部族が集まり、自分たちの踊りを競い合う祭典です。1956年のパプアニューギニアが独立する以前から始まった歴史あるお祭りです。今年は、82グループ、つまり82部族が集まって自分の踊りを披露しました。これには、世界中からお客様が訪れ、普段ガラガラのホテルも満室。宿泊できないお客様は、チャーター機で訪れるというパプアニューギニアの中では異例中の異例なお祭りになっています。

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踊り自体は、とても単純なものが多いのですが、なんと言っても目を引くのは、彼らの衣装です。
極楽鳥やカラフルなインコの羽、ポッサムや木登りカンガルーなどがふんだんに使われています。
獲られて飾りになっている動物たちを考えるのは多少不憫でもありますが、踊る人も見る側も、そんなことも忘れてしまうくらいの熱狂ぶりです。
 
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カラフルなお御輿のようなものをつけている部族もいます。
いろいろな部族がいるので、ここではとても紹介しきれません。
次回にまわします、お楽しみに!

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