2010年8月アーカイブ

 DSCF7978 2.jpgDSCF7954 2.jpgこんにちは、ワリンディの恵子です。先週はゲストの方と一緒でしたが、カメラを持って入りました。カメラを持って行っていいですよ、というやさしい言葉に誘われて。でもカメラを持つとつい写真を撮ることを考えてしまいます。撮りたい、でもゲストに教えてあげなくては...と粘って撮るわけにも行かないので(いつもは一箇所で数十枚も撮ります)やはりコレッといった写真は、でもありがたいことです。その中、このアジは粘りました。飛行機搭乗前日のお客様で1本だけ潜られたゲストの方と、ランチの島で、ほかのダイバーが潜るのを待っていたとき残タンで潜りました。もち、カメラを持って。ランチによくいく島でビーチにオニカマスがいたり鳥が餌を食べにきたりと楽しい島ですが島の周り水深5mのところにいつも停滞しているアジだまがいます。ちょっとアゲンストで水面を泳ぎながら、今日はいない!と思っているとまもなく雲のような塊、いました。アジだま、今日はちょっとはなれたところにいました。近ずいていくと静かに泳ぎだしましたが、私一人だったのですぐ横まで行っても、まだ逃げずにいます。と思っていたらどこを見てもアジ、あじ、AJI !アジ玉に囲まれていました。ビデオを撮っても写真を撮っても逃げない。アジに囲まれ幸せな時間でした

 

Changing city.jpg

パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーは現在大きく姿を変えつつあります。ビジネス需要によるバブルで、大型ホテル、ショッピングセンター、マンションなどが街の至る所で建設ラッシュ。まるで日本の高度成長期のようだ、と仰る方も居ます。

写真はハーバーシティの開発現場。オーストラリアニュージーランド銀行の新本店、マンションなどが既に完成し、更に埋め立てを行って大型ショッピングモール、オフィスと住宅の複合施設が建設されようとしています。

そのすぐ後ろにはモツ族のハヌアバダ村。数百年前にポリネシア辺りから漂着してポートモレスビー近郊に住みついたとされるこの部族は、元々海洋民族で海が好きだったから、とか、悪霊は海を渡らないと信じているから、とか様々な説がありますが、とにかく陸地に執着心を持たず、海の上に住居を建てて村を作りました。彼らは、住み着いた時からさほど変わらない生活を送っています。

快適な近代生活をしたいのは誰も同じ。でも発展のみが善と信じて突き進めば、その代償として民族としてのアイデンティティを失いかねません。そういった他の国が失ってしまった民族のアイデンティティや豊かな自然が残るパプアニューギニアだからこそ、これを如何に残していくか、如何に発展とバランスを取っていくかを考えてほしいと思います。

10年後、この街がどのように変わっているのか、ハヌアバダ村は残っているのか?そしてこの国がどんな方向に進んでで行くのか今はだれにも分かりません。

 

 Miss PNG 2010 Crowning .jpg 

パプアニューギニアのミスコン、ミスPNGの授賞式が行われました。元々赤十字社が主催をして、ミスPNGのコンテスト期間を通じてチャリティ活動を行い、その活動内容や集めた義援金の額なども選考の基準となりますので、純粋なミスコン、と言えるかどうかは分かりませんが。。それでも水着審査もあります。また、自分の出身地の部族の伝統衣装に身を包んで、伝統文化に対する理解度や愛着度も審査されるところは他部族国家のパプアニューギニアらしいと言えますね。

美人の基準も年々変わってきて、昔は逞しいのが美の象徴、などと言われていましたが、最近はアメリカの黒人モデルばりのスリムなスタイルに憧れる若い女の子が多いようです。

優勝したのは白人とニューアイルランドの混血の26歳。ドイツの大学で海洋生物学の修士を取ったという才媛です。周りのパプアニューギニア人に聞くと、彼女が取ると思っていたよ、と言う事。僕は納得しなかったのですが。。。皆さんはどう思いますか?

 DSCF7730 2.jpgDSCF7615 2.jpgワリンディの恵子です。最近ローカルの花とかフルーツとか陸上のPNGっぽいことを書いていましたが、今日はダイバーらしく海の中のローカルっぽい魚のことを書くことにします。あまりカエルウオが大好き!というダイバーは聞いたことありませんが、でもこの2匹のカエルウオどこにでもいるカエルウオではありません。写真上の、縦じま模様のカエルウオ、これはストライプブレニーといい、魚図鑑には分布地 NEW IRELAND,NEW BRITAIN  & Solomon と書いてあります。        ワリンディはNEW BRITAIN島に位置します。ローカルの魚だけれど、ここではどこにでもいます。小さいのから5cmくらいの大きいのまで。そしてその下の写真の横じま模様のはグレイバーブレニー。同じく魚図鑑では、PNGだけみたいに書いてあります。こっちのほうがストライプブレニーよりは少ないですが、いるときは数匹一緒にいます。でも少ないからか愛嬌がある気がします。口紅をつけすぎたような顔をしていて、キョトンとしている感じ。ストライプブレニーよりシャイでなかなか写真がとりにくいです。

seahorse.jpg

こんにちわ

ケビエンのピィーです。

今、うちの島のビーチにシーホースの赤ちゃんが2匹います。

それも水深20cm位の浅い所で。

この写真も波に漂うシーホースを上から撮影。

とにかく小さいです。

これは大きい方で、3cm位かな?

このまま大きくなるのを見守って行きたいです。

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nozaki@lissenung.com  日本語OK!

  DSCF7765 2.jpgDSCF7763 2.jpg                                                                                                                                                                       DSCF7761 2.jpg      この間はパイナップル、そして今日もフルーツシリーズでラウラウの実...食べ物ばかりですみません。でも、日本では見たこともない考えられないことが海だけでなくて陸上でもある、そのやっぱりパプア!っていうところを見てほしいから、また書きます。ラウラウというのはこの間一斉に咲き散ってしまう紫色の花のことを書きましたがあの木の事です。あれは6月の中旬でしたか、そしていま一ヶ月ちょっとで、実がたわわになっています。気は10mくらいあるのに、リンゴより一回り小さい実。この間<落ちているものはおいしくない。おいしいものは落ちて即なくなるから>と書いた気がしますが、このラウラウは落ちる前からみんな落として食べます。どう落とすかというと、とにかく木が高いので、上るか、石か何かを投げて枝を揺さぶるか、昨日見たのは5mくらいあるパイプを持ち木下に行ってそれでつつくようにして実を落とす方法!すごい確立で狙ったものを落としていました。わたしもひとつとってもらい食べてみました。サクサクとしていますが洋ナシみたいな味でとてもおいしかったです。<おいしいものはとって食べる、落ちているものにうまいものなし>、これはパプアの常識?!上の写真がラウラウのフルーツで、その左側、よく見ると緑の葉っぱの中に赤い実が見えるでしょう・そしてその下がそれをとる姿。もうひとつのパプアの常識、<この木の下には車を止めない!>だって、実がなっているときはリンゴくらいある実がおちてくるんですよ。       

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