2011年10月アーカイブ

ワリンディの恵子です。ミミックオクトパスのその後、と言っても、一日後ですが。翌日もう一度潜ってみました。まだ同じところにいるか気になるのと、それと本当はよくないのですが、ちょっと餌を持って。

あっとびっくり!昨日は透明度もよくてブルーで、砂の状態も普通で、ところどころハゼの穴みたいな穴がしっかり開いていて...こういうときにミミックがいる!と思える日でした。一日経っただけなのに、雨が降ったわけでも、風が吹いたわけでもないのに、時間も同じ朝10時、条件はほぼ同じなのに、なんか砂の上にアレギーとでも呼ぶような、すこしぬめっとしたかんじのすな(?)に覆われて穴も開いていると思ってみると中に砂が詰まっていて奥行き1CMもないくらい。

おまけに同じ場所まで行って、確かにこの穴というところをみると、そこはもはや穴ではありませんでした。もちろんミミックもいません。

多分まだこの辺にいるんだろうと思いあっち行き、こっち行き、あきらめ切れずに30分くらい探してみましたが、あるとき急にめのまえをよこぎりました。ミミックが。さっきまで何回も泳いだ穴の近く、昨日の場所から5Mくらいのところにいました。どういう状況なのかこんな感じで。

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どこからか戻ってきて穴に入るところなのか、

気配に気がついてほかの穴に移動しようと思い上がってきたところなのか、

体ごと全部、といっても4本の足は穴の中にシカッリ入っているので、たぶん穴から出てきたんだと思います

でも私の気配に気がついてまた穴の中にスルスルっと入っていってしまいました。

最後足の先が少し出ている下の写真は海蛇のように見えませんか...

私のことを覚えているようにさえ見えました。

 

 

 

 

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このあとは足を全部隠して普通のポーズになったのですが、今日は薄切りのハムを持っています

魚は水でふやけて浮いていってしまったり、ぼろぼろになったのを食べにほかの魚がすぐに寄ってくるので、薄切りハム。

下の写真のような感じであなから4CMくらいのところに一切れ。もう少し先に一切れ。

置いたとたんに目で追っています。

でも私が近くにいるので出る気配なし。

それで仕方ないのでちょっと離れてみた...とたんに、足がするすると出てきて、近くにあった一切れをつかんで穴のほうに寄せだしました。

 

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すぐにビデオモードでとりましたがズームがないのであまりよくわかりません。水中モードに切り替えるまもなく、ハムを抱え込みそのまま穴の中に戻っていってしまいました。

 

 

 

 

こんにちは、ワリンディの恵子です

昨日,以前ジェッティーで見た砂地を動き回るブラックスピアシュリンプゴビーをYouTubeにアップロードしていて、<そうだジェッティーで潜ろう>と思い潜りました。

昨日もいました。今度はジャンプするブラックスピアシュリンプゴビーが。魚のオリンピックでもあれば結構優勝するのではないかと思いました。このビデオもちかじかYouTubeに更新します。ご覧ください。MsKeiyamで検索していただくと見れると、思います。

さてこのはぜを見た後砂地を泳いでいました。昨日は浅いところはあまりでしたが5m以深はブルーで結構きれいでした。

と突然何かが視界に。ミミック!?とりあえず写真を一枚。

 

DSCF3425 1.jpg人になれているはずはないのに、結構勇気あるミミックで、2回、カクレはしたものの、隠れてはまた出てきて一時間以上見ていたと思います。

いつもと同じく穴の横に指を置いてみました。以前何回か<これは何だろう?>みたいな感じでミミックの足が出てきたことがあります。でも、このミミックは出そうかどうか、と考えているのはよくわかるのですがでてきませんでした

以前いらしたタコのスペシャリストAさんだったらきっと引っ張り出せるんだろうなあ、と思いながらでも私にはできない、とも思いました。ミミックも複雑、私も複雑。

それでこんな葉っぱを穴のすぐ横に置いてみました。

 

 

 

 

DSCF3467 1.jpg私が見ていたときはあまり反応はありませんでした。

ちょっと目が動いたかなあ、という感じ。それでこの葉っぱを置いてちょっと離れてみました。

すると!一瞬のことでしたがこの葉っぱに興味大有りのようで、体ごとでてきて、なぜか葉っぱを穴から遠くに持っていって(この間1本の足はいつでも帰れる体制で、穴の中にありました)でもダイバー(私)の気配を感じて穴の中に戻ってきました。

これについてはビデオでとったのですが、またYouTubeアップします。MsKeiyamでご覧ください。

ここでは写真3枚で、

 

 

 

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やっぱりミミックだった!

でも左の写真の左側の足の先にはまだ今まですんでいた穴があります。危険になったらすぐ帰れるように、という配慮?

それなのに何が気に入ったのか次のその足さえ忘れてまるごと砂地にでています。

でも上の写真と比べていただくと、なぜかわからないですが、この葉っぱの穴からの距離が大分違うのがわかりますよね。

敵だといけないので遠くに持っていたのでしょうか?

下の2枚は、

左側、危険も忘れて体全部砂地に出ている

右側、そのアップの写真

 

 

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こんにちは、ワリンディの恵子です。

モーリンって何...早い話がアンカーを使わない代わりに設置しているブイのことです。毎回アンカーを使うとサンゴがめちゃくちゃになるので、設置していますが、デッドコーラルのようなところを見つけてそこにドリルで穴を掘り、ピンという80cmくらいのアルミ(金属かなあ?)の棒を差し込み、水中でも固まるセメントで固めて、その先端にタイヤをチェーンで付けて、そしてその先端に部位をつける、そのブイの先にボートからのロープを通してボートを留める、という仕組みです。

これがかなりの消耗品で何年か使っているうちにチェーンが磨り減ったり、タイヤがぺらぺらになってきたり、この間はクルーズボートにより埋め込んだはずのピンが飛び出してきて、ブイが使えなくなったりしました。その部位のメンテナンスに行くことになったので見に行きました。10年滞在していて、こういうメンテナンスを見たのは実際に見たのは初めてです。

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これが壊れて片方が出てきてしまい使い物にならなくなったピンです

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そしてこれが船に乗せたドリリングマシン空つながっているケーブルの先についているドリル。

船の上からパワーを供給してこのように穴を開けていきます

 

これがドリルでくりぬいたデッドコーラルの部分です。直径8cmくらいでした。

 

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そこにピンという金(またはアルミ)の棒を差し込んでセメントで固めます。

右の写真のもくもくしているのがそのセメント

ボートの上で混ぜて運んできましたが、その途中もモクモクと浦島太郎の玉手箱のように白い煙を上げていました。

セメントが固まるまで待たないといけないのでこの日はこれで作業終了です。

そしてその2日後、セメントが固まるのを待ってまた出かけました。今度はドリルはいらないのでタイヤとロープを持って。

そして出来上がったのが下の写真。

左が新しく設置したタイヤ、真ん中で弓上に曲がっているのが伸びきって使えなくなったふるいピン。右側に先だけ丸く見えているのが念のため予備に設置したピンの先。もし今回のが壊れても今度はドリルは使わなくても簡単に修理ができる、というわけです

DSCF3305 2.jpgそしてこんな具合にロープが伸びていてこの先にボートを留めるループが付いています。すべて復活です。

これでサンゴをいためることなくダイビングボートを留めることができます。

 DSCF3306 2.jpg

ワリンディの恵子です

ハナヒゲウツボ、いるところにはたくさんいるのかもしれませんが、ワリンディでは数年、多分7,8年ぶりの再会です。おととい潜っていてあるガイドが見つけました。

ブリーフィングの時に使うダイサイトマップにはいまだにあるダイブサイトで、ハナヒゲウツボが見られる、と書いてありゲストの方から見たい!とリクエストがあるのですが、そのたびに、<すみません、もういないんです>と誤ってきてましたが、これからは<はい!>といえそうです。

2000年、私が最初にやってきた年には青いハナヒゲウツボがそこにいました。1年位していなくなり、そのあとまた1年位して同じポイントの違う場所で黒い、つまり幼魚のハナヒゲウツボがいました。どちらもとてもシャイで、特に幼魚は何回か場所を移動したあといなくなってしまいました。それから7,8年。また場所はダイブ違いますが同じポイントにカムバック。今回は黒、幼魚です。

今回のは先回のとは性格が違い、幼魚のクセにあるときは30cmくらい体を伸びだしていました。でもよく見ているとその先にはヒトスジイシモチが数匹。時々本当に触れるくらいまでクチを大きく開けながら体を伸ばしていました。

 

DSCF3273 1.jpgイシモチも確かに意識してお互いに見合っています。きっとハナヒゲウツボの心は<あの魚食べたい!!>というのではないでしょうか。何回か口の中にイシモチが入りそう、という瞬間がありました。上の写真そのまま頭が入りそうでしょう。でもイシモチのボディーのほうが太いので口には入ってもそれから大変だろうなあ、体が膨らみすぎて、元の穴には入れないかも。

 

前回のイエローの個体のレーシースコーピオンフィッシュに続き、ポイント名、ボールドウィンズボミーでピンクの個体が確認されました。ここ数年少々個体数が減少気味だったので、幸先のよいシーズンインとなっています。(撮影:フランコ:チーフガイド・インストラクター)

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こんにちは、ワリンディの恵子です

ワリンディから5分の到着日に潜るポイントにあるイソギンチャクがあります。スパインチークが一緒にいますが。以前はこんな色でした(これは写真がないのでほかのポイントの写真ですが)

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それが今年の6月に潜った時突然こんな色に変わっていました

 

 

DSCF1622 3 3.jpg いつからこういう色だったかわからないのですが。いつもはここまでは行かないでユーターンしてボートに戻るので。

1房というか1本というか、触手がみな透けて白くなっていて、先端もオレンジというより蛍光ピンクみたいな色でした。上の写真のイソギンチャクも実はこういう色に一度なりました。でも復活しました。ある種、白化現象(ブリーチング)でした。

このイソギンチャクは中が白く透き通って先がピンクで揺らめいているところは、とても妖艶!という表現がぴったりでした。ですからそれはそれなりによかったのですが......(人間の勝手ですが)、それからずっと、そのままでした。水温が一時下がってもう変わるかと思っても変わらず、でも悪化もせず。9月の20日ころに潜った時も上の色でした。

それが先週の日曜日、10月9日に潜った時、びっくり、色が戻りかけていました。こんな具合ですが...

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決してストロボのあたり方とかではありません。先端の色も一番上の写真に地被いていますし、それに1本1本の触手にもオレンジの色が戻りかけています。水温的には一時8月に冷たくなりそれからまたあがりかけていますが。このまま元に戻ってほしい、と思う反面、あの妖艶なピンクもいいなあ、と思うのはダイバーのエゴ?

 

貿易風もおさまり水温も上昇してきて本格的なベストシーズンを迎えたロロアタ・アイランドリゾート(ポートモレスビー)で、レーシースコーピオンフィッシュ(ボロカサゴの仲間)が今年も登場しました。岩の間や小さなテーブルサンゴの影に隠れていて見つけにくいレーシーですが、ガイドのフランコがうまく見つけ出してゲストに見せてくれるでしょう。(撮影:フランコ)

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 先週はずーと釣りしてた。

 うちのビーチでポッピングを習い、
 キャスト(投げ方)の手ほどきを して貰った。

 ポッピングは水面で水しぶきを上げる釣り。
 ぼほって音すれば魚が飛びついてくる。
 釣りの先生(ゲストでダイバー)に釣り具一式をお借りし、
 やってみると面白い。

 最初に釣れたのはキハダマグロ。
 それも3匹も。大きいので10kgが釣れた。
 先生は20kgのキハダをゲットして大喜びでした。

 で写真は8kgのGTです。
 これは釣るだけで海に戻しました。
 Catch & Releaseしましたよ。
 釣り上げるのって結構、重いんですよ。
 腕は筋肉痛だし、ロッドで青あざできてしまったが釣りも楽しい!!





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こんにちは、ワリンディの恵子です。

先日、発売中の<週刊新潮>にワリンディの水中+ホタルの木が出ている、とありました。

そうなんですよ、8月の終わりに取材された記事が載ると聞いています。<ホタルの木>というのはある特定の何本かの木に蛍が数万匹<たぶん?>とまり、いっせいにピカピカ光ります。まるでクリスマスツリーみたいにきれいなんです。ゲストの方からどうしてここだけ光るんですか?ときかれますが???謎です。この数年間この木だけです。PNGには幾箇所かあるそうです。ワリンディでは車で5分のところにあります。本当にメインは3,4本の木。そこに留って光るのを見る!というのと実際に見るのは大違い。見るとまた感動も新たです。でも写真を撮るのは難関。何人ものゲストが写真を撮るため三脚まで持っ来てトライしていますが、ほとんど自分でわかる程度!見たいです。でも最近ワリンディの中でも発見しました。夜11時から早朝までジェネレーターを落とすので外は真っ暗になります。(お部屋の中は昼間チャージしている電機がつきますし、水もお湯も出ますよ)。するとホタルがちかちか、ここにそこにと光っています。本当は12時ころとか真っ暗になってしばらくしてからがいいのでしょうが、私は寝てます。

ぜひ週間新潮ご覧ください。水中の写真とか、ホットリバーという温泉とかも載っていますよ。

それと最近夜な夜なかぐわしくにおう木があります。何の木だろうと思って気にしましたがたいした木はないし。どこにもある木ばかりです。どの木だろう!ナイトタイムジャスミンという花があり、夜になるといい臭いになるのですがそれでもないし。でもある日ついに発見翌日写真を撮りました。なんでもないハイビスカスの木、なんか紫の花と一緒に混じっていますが。変哲もないブッシュという感じのこの木がそのなぞの木でした。昼間はかけらも臭いません。夕方6時になっても臭いません。時間がわかるかのように8時か9時以降にならないと臭いません。

それがこの木

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パプアには不思議な木がたくさんありますよ!!!

10月5日発売の週刊新潮の関東カラーページにニューブリテン島のダイビングリゾート、ワリンディプランテーションリゾートが登場しました。山口由美さん(文と西村純さん(写真)の取材で美しい水中世界やリゾートの様子が紹介されています。また巻末にはここで見られるホタルの木も!

20111005.jpgぜひご覧ください!!

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